私達はこのブログでトルコの伝統的な芸術のことを皆さんに教えたいので、2つのインタビューをしてきました。
その芸術の一つはエブルという絵を書く芸術です。エブルはオスマン時代からやられているトルコの伝統的な芸術の一つです。皆さんにこのリラックスできる芸術を詳しく紹介するために10年以上にエブルをやっているアフメット・ブルト先生にインタビューしました。どうぞ、楽しんでください。
エネス:エ エブルの先生:セ
エ:どうやってエブルと出会いましたか。
セ:楔形文字の先生だったオスマン・ブルムシュという人のパフォーマンスはとても興味があって、2時半くらいじっと見ました。とても気に入りました。後でそのパフォーマンスの場にいた人たちは「やってみて」と言いましたけど、私は断りました。エブルを初めて見たのはそのときです。その1年半後に友達とエブルをやりたいと思ったとき、オスマンさんが手伝ってくれて、私たちにエブルのやりかたを教えてくれました。そのとき3、4人のチームを作って、やり続けるつもりでした。そして、エブルを好きになって、そのときから毎日四六時中エブルをやってきました。
エ:エブルというのはなんですか。どうやってやっていますか。
セ:エブルはトルコ・イスラム教の芸術の一つであり、歴史はとても古いです。スルタンの布告として使われたと言われています。しかしエブルの本意は紙を飾ることです。百年ぶりにムスタファ・ジズグンマン先生とネジメッチン・オキャル先生のおかげでエブルはハチップ(エブルのやり方の一つ)から花のエブルに変わっていました。そしてそのすべてはクラシックエブルと呼ばれる状況になりました。
最近クラシックエブルとモダンエブルの争いがありますが、エブルをやっている者はエブルが無限だということがよくわかります。モダンでもクラシックでもこの世界に入って、好きになったときもう二度と出ることはないです。エブルは素敵な刑務所です。とても独自な作品を作ることができます。よく頑張っていたらできます。もちろんだれかのエブルに見て、真似して、頑張るのは大切です。なにか特別なものを作るのはうれしいです。エブルの一番好きなことはずっと新しいものを探して見つけることです。自分の特別なエブルを作るのは修理が無理な病気のようです。それは気持ちいい病気です。エブルは、私たちに神様の作った美しさを見せてくれます。それがエブルの大事なところです。
エ:エブルをやりたい人にはどんなアドバイスをしますか。
セ:まずは、エブルを一度しはじめたらやめないこと、それから、悪い匂いを我慢することをアドバイスします。
エ:最後にカイセリに来る外国人に言いたいことがありますか。
セ:特に、芸術とあまり関係ない人にはなにか芸術的なもの、楽器、絵を描くこととかを手がけ始めること、もしエブルをやりたかったら、カイセリで世界で一番安いコースを提供します。どうぞ、ぜひ来てください。
エ:ありがとうございます。
セ:どういたしまして。
エブルの歴史とやり方について教えてもらいました。皆さんもやってみたら好きになるかもしれませんのでカイセリに来たらエブルをぜひやってみてください。
上のインタビューのビデオもあります。
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皆さんに教えたいトルコの伝統的な芸術のもう一つはネイという楽器です。トルコの有名な楽器というとネイはもちろんその一つです。ネイを聞くことや吹くことは普通の楽器と違って、もっと精神的なことです。私たちはネイの歴史などについて調べるために、ネイを作ったり、吹いたりしている先生のところに行って、インタビューしました。
エネス:エ 先生:セ
エ:ネイはどういう楽器ですか。
セ:まずは、ここはフナットハトゥン文化センター、ネイの制作室です。
自己紹介しましょう。私の名前はセイフィギュナイです。25年間くらいカイセリでこの芸術をやっています。ネイは紀元前2500年~3000年の間にシュメール人によって発明されたと言われています。実物はアメリカ合衆国の大学の一つに展示されています。またアズテカ人によって発明されたという噂もあります。そのときから今まで使われてきて、メブラーナのときネイを使っている人たちは多かったです。
ネイは9の節があります。私たちはこれをアダナやハタイという街から小さいうちに集めます。2年間くらい磨きます。
エ:これは何ですか。
セ:これはですね、今は普通の杖ですね。長さを私が望んだとおりにしなければなりません。だから磨いたあと、外の殻を掃除して、曲がっていたら熱でまっすぐにします。そしてまっすぐにしたあと、その長さをそろえて切ります。
ネイは9の節があるのは、人の喉は9つの節で、赤ちゃんが9ヶ月でうまれるということを表しています。そして人を表しています。
エ:ネイを吹きたい人にはどんなアドバイスをしますか。
セ:もちろんネイを作っている有名な場所で買ったほうがいいと思います。
エ:カイセリに来たい外国人に何か言いたいことがありますか。
セ:もちろん外国人はここを訪れますので、もし買うことに迷いがあったら、私と話したらその迷いがなくなりますよ。
エ:ありがとうございます。
セ:どういたしまして。
私たちはネイはとても面白い楽器だと思っているのでみなさんに紹介したかったんです。よければトルコに来たら必ずやってみてください。とても楽しそうですね。
このインタビューのビデオもあります。みなさん見てくださいね。
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エネス、ビラル、ヌレフシャン