2019年11月27日水曜日

SETENÖNÜ MAHALLESİ- 歴史地区

こんにちは、みなさん。

カイセリの文化の道の一部Setenönü Mahallesi( セテンオヌ地区)はカイセリの伝統な歴史を一番良く紹介している場所で、色々な店があります。Setenönüはカイセリの中心メイダンから歩いて10分のところにあります。

文化の道

Setenönü地区の全景

カイセリの歴史的な家を修復して、公開しています。今、その家々は色々なお店として使われています。

Hamam

Setenönü Mahallesiに入ると、最初に見えるのはトルコ語でHamamと呼ばれる温泉の建物です。でも今は使われていません。

Setenönü ブティックホテル

歩き続けるとSetenönü 地区の真ん中にあるSetenönüブティックホテルが見えます。そのホテルに31の客室があり、1泊の値段は一人で130リラ、二人で160リラです。

ホテルの庭

Veraカフェ

そのホテルの隣にVeraカフェがあります。Veraカフェで座りながらその古い景色を見ることができます。それに加えて、Veraカフェの周りに色々なトルコの伝統的な物が売っている店もあります。

例えば下の写真にあるようにトルココーヒーを売っている店があります。

トルココーヒーの店 

トルココーヒー

Develi Cıvıklsıというカイセリの有名な料理を作るレストランもあります。Develiはカイセリの町で、civikliはピザのような料理です。トッピングは小さなサイコロの牛肉とトマトとピーマンです。

Develi Cıvıklsıのレストラン 

Develi Cıvıklsı

パストルマやスジュックを売る店


お土産店

お土産店で手作り彫刻や宝飾品や人形を買うことができます。日本に帰る前にお土産を買うために非常に素敵な場所です。トルコでÇiniという伝統的な技術があります。Çiniはタイルの絵画です。トルコのçiniの水色は世界中で有名です。

音楽学校

この建物は音楽の塾として使われています。そこで色々な部屋を昔のトルコの歌手の名前にちなんで名付けられました。この場所はとてものどかです。

教室

もし夏の時にいらっしゃったら、トルコの伝統音楽の野外コンサートを見ることができます。毎晩オーケストラとのライブパフォーマンスがあります。お客様はこの場でコーヒーやお茶を飲みながら歴史的雰囲気の中で音楽を楽しむことができます。


Setenönü Mahallesi( セテンオヌ地区) の位置情報:



バトウラルプ、カーン、ルキエ

2019年11月21日木曜日

Mehliya Restaurant ウイグル料理のレストラン

みなさん、またまたこんにちは。

今日私たちはトルコ料理以外の料理を紹介したいと思います。

それは、カイセリにあるメヒリヤというウイグルのレストランです。

このレストランでは中央アジアのウイグルの料理が作られています。その匂いや味が日本のみなさんのお口に合うと思います。このレストランはカイセリのトルコ人にも人気です。そして日本語と中国語と韓国語を勉強しているアジアの味が大好きなエルジェス大学の学生もこのレストランによく来ます。お箸を使うことができるお店なので楽しいです。このレストランはカイセリだけにあります。


メヒリヤというレストランに行くためには街の中心Cumhuriyet Meydanıから東、シワ大通りを750メートルぐらい真っ直ぐ歩きます。そうするとお店は左側にあります。

「Forum Kayseri」という大きなショッピングセンターの向かい側です。メヒリヤの行き方は簡単ですね。誰でも知っている有名なお店ですから簡単に見つけることができます。




店内

レストランは2階建てです。レストランの1階はちょっと狭いけどは 2階は広くて明るいです。朝9:00時から晩21.00まで営業しています。週末の夕方は最も混んでいます。たくさんお客様が来てくれます。

メニュー

メニューに色々な美味しい食べ物があります。料理は香辛料がいっぱいでとても辛いです。ウイグルの料理はとても辛いので鼻水に気をつけてください。食べるとき冷たい飲み物もいいです。

Kavurmalı Makarna

私たちは最初にレストランで一番有名な料理を注文しました。「Kavurmalı Makarna」という、麵で作られている料理です。「Kavurmalı Makarna」は薄くスライスした牛肉、葱、ニンニク、唐辛子や胡麻で作ります。食べる途中醤油を入れても美味しいです。

このレストランに初めて来るお客様は店主にお勧めされていつもこの料理を注文するそうです。レストランのスペシャルです。「Kavurmalı Makarna」の値段は17リラです。

Marcan

次は「Marcan」です。マルジャンというとトルコ語で珊瑚をイメージするけどウイグル人の伝統的な料理です。小麦粉と水を混ぜて作られる生地を細く切ったものです。薄くスライスした牛肉、玉葱、ニンニ、や唐辛子、コーン、エンドウや胡椒で作ります。これは箸で食べにくいのでスプーンが最も便利ですね。柔らかくてとても美味しい料理です。値段は17リラです。

Buhar Mantısı 蒸しマントゥ

蒸しマントゥは日本で人気がある餃子のようなものです。また日本人の口に合う味だと思います。小麦粉と卵と水を混ぜて作られる生地の中に牛ひき肉、玉葱、クミン、黒コショウや塩が入っています。蒸して作ります。醤油で食べたら美味しいです。箸で切らずに一口で食べてください。値段は16リラです。

安くて美味しい料理がこのレストランにたくさんあります。ぜひカイセリに来た時はウイグルの料理を食べてみてください。店主たちは笑顔だし親切なので楽しかったです。

メータップ・アーリフ・セリン

2019年11月12日火曜日

Yaman Dede Camii (ヤマン・デデ モスク)

こんにちは、皆さん。

今日私たちはカイセリの歴史的なモスクを紹介しようと思います。


(Yaman Dede Camii)

まず、Yaman Dede という男を紹介します。彼は1887年にカイセリに生まれて、クリスチャンのギリシャ人の家族の子供でした。実名は「Diamandi」(ディアマンディ)で、高校生の時に自分でイスラム教を学びました。特に「Mevlana」(メブラーナ)という偉い先生の教えに影響されて、こっそりイスラム教徒になりました。大学で法律の教育を受け、法律家になりました。でもイスラム教徒でしたから、クリスチャンの家族と問題がありました。その理由で法律家を辞めて、ペルシア語の先生になりました。

いま、Yaman Dede モスクはお祈りの時間だけ使われているから、その時間に開いています。お祈りの時間は町によって違いますから、行く前にこのサイトからカイセリの時間をチェックしてください。

http://www.namazvakti.com/Main.php?WSLanguage=JA

Yaman Dede Camiiはオスマン帝国の王Abdulhamit IIの支持と許可を得て1886年に教会として建てられました。1923年のギリシャとトルコの住民交換でこの教会の管理下にいるイスラム教徒の人数が増えたことが理由でモスクが必要になり、1925年にモスクになりました。


(Yaman Dede Camiiの中)

教会ある時、教会名前は「パナヤグリーク教会」です。パナヤの意味は聖母です。1925年にモスクになったあとで名前はYeni Zafer Camiiになりました。2006年にYaman Dede Camiiになりました。

(入口)

上の写真は最初の入口です。

(Yaman Dede Camiiの庭)


(アーチ)

最初の入り口を入って庭を抜けたところにあるモスクの入口には3つのアーチがあります。

(彫刻版)

中央アーチにある彫刻版にキリル文字が書かれています。この彫刻版の右と左には、この彫刻版を保護する天使像があります。これらの彫像の翼と頭は壊れていますがまだ残っています。これらの彫像にはオリーブの枝も見られます。

(入口のドア)

入口にあるドアの上に葡萄のレリーフがあり、横の柱には梅、アプリコット、苺や、バラ、ザクロのレリーフがあります。

(二階)

二階は女性用に割り当てられていて、尼僧が崇拝と、倉庫として使うために二つの部屋が作られています。三階には二つの鐘楼があります。円頂で十二の窓があります。

(二階)

(窓)

この十二の窓はキリストの十二使徒たちに基づいています。いつのことか分かりませんが、モスクの中に像を置くことはできないから、この窓の上にある天使像が取り外されました。

Yaman Dede はクリスチャンからイスラム教徒(ムスリム)になって、建物は教会からモスクになったから、面白い関係があると思いました。ですから、皆さんカイセリに来たら、行ってみてくださいね。



バルシュ、ドーアン、ナイム

2019年11月2日土曜日

Gesi Bağları ゲスィ村

皆さんに紹介したい場所は「Gesi Bağları」という村です。

現在は静かな村になっていますが、ここで育てられたぶどうのおかげで、かつては豊かな村でした。


秋の歴史的なゲスィ村

古い石造りの家や歴史的な狭い通りの中を歩くことは本当に楽しい気分になります。
100~200年前の夜にガス灯で照らされた村を想像してみてください。



また、村の南東側には家族と一緒に行くことができるピクニックエリアがあります。ここでバーベキューをして食べたり、そして自然と景色を楽しむことができます。カイセリでは最も緑豊かな地域の一つです。

この記事を書いたのは秋なので訪れる人の数が少なかったですが、春や夏や暑い日なら、ここはにぎやかになるでしょう。
 


ぶどう畑と歴史的なこと以外にこの場所が有名である理由もあります。

ある民謡のことです。

昔々若いある女の子が結婚し、カイセリからゲスィの村にやって来ます。最初は苦労はありませんが、後に彼女の夫と義母は彼女にひどく振る舞い始めます。彼女は母親や自分の家を焦がれています。でも、彼女の夫と義母は彼女を母親に会いに行かせません。彼女も自分自身で行くことができません。その時代はどこかからどこかへ行くのは難しいからです。

しばらくして彼女の母親の死の知らせが村に届きます。彼女は非常に動揺し、何をすべきか分からなくなります。この民謡は彼女の絶望と彼女の母親への愛を説明しています。


では最後に「どうやって行くことができるか」、「どれくらいかかるか」を説明します。


こちらは「カイセリフォルム」にもっとも近くのバス停です。私はここからバスに乗り、ゲスィに行くのに35分かかりました。車で25分くらいかかると思います。ゲスィへのバス番号は521と522です。残念ながら、トラムでゲスィに行くことはできません。


今は秋なので、あまり緑はありませんが、この村は春には本当に素敵な場所です。 
一度行ってみることをお勧めします。

私の記事を読んでくれてありがとうございます。

ムハンメット

はじめまして

みなさん、こんにちは! 私たちはトルコの真ん中「カイセリ」という街にあるエルジェス大学で日本語を勉強している3年生です。 このブログは日本人や日本語を勉強しているみなさんに、あまり知られていないカイセリについて知ってもらいたいと思って作りました。 私たちはカイセリの...